仙台市で賃貸物件を探すとき、「シャーメゾンは遮音性が高い」という話を聞いたことがある方は多いはずです。しかし、なぜ遮音性が高いのか、重量鉄骨造だと何が違うのか、という構造的な背景まで理解している方は少ないでしょう。
この記事では、シャーメゾンの遮音性能と耐久性の根拠を構造の観点から解説し、仙台という地域の特性との相性についても具体的に説明します。
重量鉄骨造とは何か——軽量鉄骨・木造との違い
賃貸物件の構造は大きく3種類に分かれます。
| 構造 | 柱・梁の厚さ | 代表的な建物 | 遮音性 |
|---|---|---|---|
| 木造(W造) | 木材 | 戸建・2階建アパート | 低め |
| 軽量鉄骨造(S造・軽) | 厚さ6mm未満の鉄骨 | 2〜3階建アパート | 中程度 |
| 重量鉄骨造(S造・重) | 厚さ6mm以上の鉄骨 | 中高層アパート・マンション | 高め |
シャーメゾンは標準ラインの物件でも重量鉄骨造を採用しています。柱・梁に使用する鉄骨が厚く、建物全体の剛性が高いため、外力や振動が構造内に伝わりにくいという特性があります。
軽量鉄骨造は「鉄骨を使っているから丈夫」と思われがちですが、[重量鉄骨造](/column/j-ry-tekkotsu-miyatsuko-keiry-tekkotsu-miyatsuko-mokuz-no-chigai-sendai-no-chint)と比べると剛性が劣り、特に振動の伝わりやすさ(床衝撃音)で大きな差が出ます。重量鉄骨造は、階上の足音がどれだけ聞こえるかという日常の騒音ストレスを構造レベルで低減しています。
積水ハウス独自の遮音技術「シャイド」
重量鉄骨造という基盤に加え、シャーメゾンが高い遮音性能を実現している理由がもうひとつあります。それが積水ハウス独自の遮音床システム「シャイド55」です。
シャイド55の仕組み
「シャイド55」という数字は、床衝撃音遮断性能の等級(L値)を示しています。L値は数字が小さいほど遮音性が高く、L-55はRC造(鉄筋コンクリート造)の分譲マンションに匹敵する水準です。
一般的な賃貸物件の床衝撃音遮断性能がL-65〜L-75程度であることと比較すると、シャーメゾンのシャイドシステムがいかに優れているかが分かります。
遮音の3層構造
シャイドシステムは床・壁・天井の3方向から同時に遮音する設計です。
- 床: 防振ゴムと高密度グラスウールを組み合わせた多層構造で、上階の足音・物を落とす音を吸収
- 壁: 間仕切り壁に遮音材を充填し、隣室からの生活音・話し声を遮断
- 天井: 天井材と構造体の間に吸音層を設け、設備音・振動音を低減
この3方向遮音の組み合わせによって、「テレビの音が聞こえない」「深夜でも気になる音がない」という実感が得られます。
仙台の冬と断熱性能の関係
遮音性と並んで、仙台での生活に直結するのが断熱性能です。
仙台市の冬の平均最低気温は-1〜-3℃(12月〜2月)。東北地方の都市として、関東と比べて年間暖房費が大きく変わる地域です。木造や軽量鉄骨造の断熱性の低い物件に住むと、以下のような問題が起きやすくなります。
- 暖房をつけても室温が上がりにくい
- 結露が発生し、カビ・住環境の悪化につながる
- 光熱費が月1万円を超えることがある
シャーメゾンは積水ハウスの断熱仕様(壁・床・屋根への断熱材充填)を適用しており、外気との温度差による結露・熱損失を抑えます。東北地方の気候に対して、冬でも暖かく暮らせるという基準を満たしている数少ない賃貸物件のひとつです。仙台への転勤で物件探しをする方は、仙台転勤ガイドもあわせてご確認ください。
耐久性——30年・50年先を見据えた設計
重量鉄骨造の建物は、木造・軽量鉄骨造と比べて法定耐用年数が長く、構造体の劣化が起きにくい設計です。
| 構造 | 法定耐用年数(住宅) |
|---|---|
| 木造 | 22年 |
| 軽量鉄骨造(肉厚3mm以下) | 19年 |
| 軽量鉄骨造(肉厚3〜4mm) | 27年 |
| 重量鉄骨造(肉厚4mm超) | 34年 |
| RC造(鉄筋コンクリート) | 47年 |
実際の物理的寿命はこれより長く、積水ハウスは60年以上の長寿命を前提とした設計基準を採用しています。入居者にとっての意味は、築年数が経過しても建物の品質が維持されやすいということです。外壁・屋根・設備の定期メンテナンスが計画的に行われる管理体制も、長寿命化に寄与しています。
仙台市内のシャーメゾン物件:5棟の特徴
エムアセッツ株式会社では、仙台市内に5棟のシャーメゾン物件を所有しています(すべて重量鉄骨造)。
青葉区エリア(3棟)
シャーメゾンロイヤル上杉(上杉6丁目・重鉄4F・2024年1月竣工)は、シャーメゾンプレミアグレードの最上位物件です。閑静な住宅街の中に位置し、地下鉄北四番丁駅が徒歩圏内です。青葉区上杉エリアの物件では、このエリアの特徴と周辺環境について詳しく解説しています。
ヴォロンテ上杉(上杉3丁目・重鉄3F・2022年1月竣工)は上杉エリアのシャーメゾン標準ラインです。文教地区ならではの静かな環境が特徴です。
ヴァローレ錦町(錦町・重鉄4F・2022年7月竣工)は、勾当台公園駅・北四番丁駅いずれも徒歩圏内という利便性と、錦町エリアの住環境を両立した物件です。青葉区錦町エリアの物件では、錦町の立地メリットを詳しくご紹介しています。
宮城野区エリア(2棟)
グランアムリエ鉄砲町(鉄砲町・重鉄4F・2024年3月竣工)は仙台駅東口へのアクセスに優れた立地で、新築に近い設備仕様を維持しています。
グランヴェール宮城野(宮城野・重鉄4F・2021年10月竣工)は宮城野エリアの安定した住環境の中に位置し、ファミリー・単身ともに人気の物件です。宮城野区エリアの物件では、このエリアの魅力と交通利便性について詳しく解説しています。
5棟すべてがシャイドシステムを備えた重量鉄骨造のため、どの物件でも同水準の遮音性・断熱性が確保されています。
シャーメゾンの遮音性が特に活きる場面
遮音性能の高さが生活の質に直結するのは、次のようなシーンです。
- テレワーク・在宅ワーク: 外部の生活音が入りにくく、集中しやすい環境が保てる
- 子育て世帯: 子どもの足音・声が下の階に伝わりにくい
- 夜勤・シフト勤務: 昼間に睡眠をとるとき、外部音の影響を受けにくい
- 音楽鑑賞・映像視聴: 一定の音量で楽しんでも、隣室への影響が少ない
- ペット飼育: 鳴き声・爪音が外に漏れにくい(ペット可物件一覧はこちらでペット飼育対応物件をご確認いただけます)
まとめ——構造性能が「静かで快適な仙台の暮らし」を支える
シャーメゾンが仙台で選ばれる理由は、単なるブランドイメージではなく、重量鉄骨造という構造とシャイドシステムという遮音技術という2つの根拠があります。東北の冬の寒さに対応した断熱性と合わせて、仙台の気候・生活環境に適した賃貸住宅といえます。
エムアセッツ株式会社では仙台市内5棟のシャーメゾン物件を所有しています。エリアや間取りをご確認のうえ、所有物件一覧はこちらから空室状況をご確認ください。シャーメゾン特集では積水ハウス物件の特徴と物件一覧を詳しくご紹介しています。構造や設備について不明な点があればよくある質問もあわせてご覧いただくか、お問い合わせはこちらからご連絡ください。
著者
森 信幸
代表取締役 / エムアセッツ株式会社
宅地建物取引士(宮城県 第018212号)
仙台市青葉区を拠点に、シャーメゾンを中心とした高品質賃貸物件を所有・運営。全棟ペット可の方針で、入居者とペットが快適に暮らせる住環境づくりに取り組んでいます。
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エムアセッツでは仙台市内に全棟ペット可・シャーメゾンの高品質賃貸物件を所有・運営しています。
