新築か中古リノベか、仙台での選び方
住宅購入を検討するとき、「新築がいいのか、中古をリノベーションする方がいいのか」という問いは、多くの人が直面します。
仙台市では2024〜2026年にかけて新築マンション・戸建ての価格上昇が続いており、特に青葉区・宮城野区の駅近エリアでは新築マンションが5,000万円を超えるケースも珍しくありません。一方で、中古住宅市場は豊富な在庫があり、購入価格を抑えてリノベーションで自分好みの住まいにするという選択肢が注目されています。
この記事では、費用・資産価値・住み心地の3つの軸で新築と中古リノベを比較し、あなたに合った選択のヒントを提供します。
費用比較:総額でどちらが安いか
仙台市の相場感(2026年目安)
| 項目 | 新築マンション(青葉区駅近70m²) | 中古マンション(同エリア築15年70m²)+リノベ |
|------|---------------------------|--------------------------------------|
| 物件価格 | 5,500万〜7,000万円 | 2,500万〜4,000万円 |
| リノベーション費用 | ー | 500万〜1,500万円 |
| 仲介手数料 | 不要(直販の場合) または 物件価格の3%+6万円 | 物件価格の3%+6万円 |
| 諸費用(登記・火災保険など) | 約200〜300万円 | 約150〜250万円 |
| 総額(目安) | 約5,700万〜7,300万円 | 約3,300万〜5,800万円 |
中古+リノベは、物件によってはトータルで1,000〜2,000万円以上安くなるケースがあります。ただし「状態の良い物件 + フルリノベ」になると費用差が縮まるため、物件選びが重要です。
戸建ての場合
| 項目 | 新築戸建て(青葉区100m²) | 中古戸建て(同エリア築20年100m²)+リノベ |
|------|------------------------|--------------------------------------|
| 物件価格 | 4,500万〜6,000万円 | 1,500万〜3,000万円 |
| リノベーション費用 | ー | 500万〜2,000万円 |
| 総額(目安) | 約4,700万〜6,200万円 | 約2,100万〜5,200万円 |
リノベーション費用の目安
リノベーションの費用は、工事の範囲・築年数・物件の状態によって大きく変わります。
| リノベーションの範囲 | 費用の目安(70m²マンションの場合) |
|-----------------|-------------------------------|
| 水回り(キッチン・ユニットバス交換) | 200万〜400万円 |
| フルリノベーション(内装・水回り全面) | 600万〜1,200万円 |
| スケルトンリノベーション(構造体以外を全解体・再構築) | 1,200万〜2,000万円以上 |
| 戸建てのフルリノベ | 800万〜2,500万円以上 |
中古物件の状態によっては、想定外の追加工事が発生することもあります。特に築30年超の物件では、配管・電気設備の全面更新が必要なケースも多く、見積もりに余裕を持つことが重要です。
資産価値の比較:将来どちらが有利か
新築のメリット:最初の価値は高い
新築住宅は購入時点での資産価値が最も高くなります。設備・内装・構造が最新のため、入居後数年間は市場での評価も高く保たれます。
ただし、購入直後(入居した瞬間)から中古扱いになり、一般的に10〜15%の価値低下が起きるとも言われます。特に新築プレミアムがある場合、その分の価値は早期に失われます。
中古リノベのメリット:価格下落が安定している
中古住宅、特に築15〜25年程度の物件は、すでに大きな価格下落が終わっていることが多く、価格変動が安定しています。将来売却する際も、購入価格との差が出にくいというメリットがあります。
リノベーション済みの物件は、買取業者や次の購入希望者からも価値を認められやすいため、売却しやすい面もあります。
注意点:管理状態と修繕積立金
マンションの中古物件を購入する場合、建物全体の修繕積立金の積立状況・大規模修繕の履歴を確認することが重要です。積立が不足しているマンションでは、将来的に追加の修繕費負担が発生するリスクがあります。
住み心地の比較
新築の強み
中古リノベの強み
中古リノベの注意点
躯体(構造体)は変えられない
壁・柱の位置や天井高は変えられないことが多く、希望の間取りを実現できないケースがあります。
工期が読みにくい
解体してみないとわからない問題が出てくることがあり、工期が延びるリスクがあります。賃貸から移行する場合は仮住まいのコストも見込む必要があります。
仙台市の中古住宅市場の実情
仙台市では、東日本大震災(2011年)後の復興需要・人口回復を経て、中古住宅市場は安定した動きが続いています。
特に青葉区・宮城野区の中古マンションは、地下鉄・バス路線のアクセスが良く、コンパクトな都市生活を求める世代に人気があります。2024〜2026年は中古マンション価格が上昇傾向にあるため、「お得な中古を早めに見つけたい」というニーズが高まっています。
一方で、仙台市外周部や郊外エリア(太白区・泉区の一部)では中古戸建ての在庫も豊富で、土地付き一戸建てをリノベして広く住む選択肢も現実的です。
中古リノベを選ぶのに向いている人
新築を選ぶのに向いている人
ローンの組み方にも違いがある
中古住宅+リノベーションをまとめて一本のローンで借りる「リノベーション一体型ローン」(フラット35リノベなど)を活用することで、低金利で一括借り入れが可能です。物件購入ローンとリノベーションローンを別々に組む手間を省けます。
一方、新築住宅の場合は建売の場合は売買と同時に住宅ローン実行、注文住宅は建築途中の「つなぎ融資」が必要になることがあります。
まとめ
| 比較軸 | 新築 | 中古リノベ |
|--------|------|----------|
| 費用 | 高い(総額5,000万〜7,000万円以上) | 抑えられることが多い(3,000万〜5,000万円台) |
| 資産価値 | 購入時最高・以後下落 | 安定した下落曲線 |
| 住み心地 | 最新設備・保証 | カスタマイズ自由 |
| 手間 | 少ない | リノベ工事の手間・工期がかかる |
| ローン | シンプル | 一体型ローンを活用すると便利 |
どちらが正解かは、ライフスタイル・予算・こだわりのポイントによって変わります。仙台市での住宅購入について、中古リノベ・新築問わずご相談をお受けしています。まずはエムアセッツにお気軽にお問い合わせください。
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