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投資・収益物件6分で読めます執筆: 森 信幸代表取締役

仙台駅周辺再開発が賃貸市場に与える影響2026年最新動向

仙台駅周辺再開発が賃貸市場に与える影響2026年最新動向

仙台都心再開発の全体像

仙台市は2020年代を通じて、都心部の大規模再開発が相次いでいます。「せんだい都心再構築プロジェクト」を旗手に、官民連携で2030年に向けた都市機能の強化が進んでいます。

不動産市場・賃貸市場の観点では、再開発による人口集積・雇用創出・インフラ整備が直接的に賃貸需要と家賃水準に影響します。2026年は特に複数の大型プロジェクトが具体化する節目の年であり、賃貸経営者・不動産投資家にとっても注目度の高い動向が続いています。


主要再開発プロジェクトの現状(2026年)

仙台駅東口:新築賃貸マンション竣工

2026年2月、仙台駅東口エリアに地上14階建て・168戸の賃貸マンションが竣工しました。ターゲットは単身者・DINKS層を中心とした都市型賃貸需要です。

このマンションの供給は短期的には周辺賃貸物件との競合を生みますが、長期的には「仙台駅東口に住む」という選択肢への注目度を高め、エリア全体の認知度向上につながります。同エリアへの移住希望者の問い合わせ増加は既に見られており、空室リスクが分散される効果もあると考えられます。

一番町三丁目再開発:北街区・南街区の大規模整備

仙台市の中心商業地・一番町三丁目では、北街区(地上24階)・南街区(地上35階)の複合再開発が2026年着工予定とされています。商業・オフィス・住宅の複合用途が想定されており、完成後は一番町エリアの都市機能が大幅に強化される見通しです。

この再開発が及ぼす賃貸市場への影響として、以下が考えられます。

  • オフィス需要の集積: 新設オフィスへの企業進出が単身赴任者・通勤者の住宅需要を創出
  • 商業機能の充実: エリアの魅力向上が周辺賃貸物件の選好度を高める
  • 建設期間中の一時的影響: 工事関係者の短期住宅需要が発生
  • EDEN跡地の動向

    仙台の繁華街にあったEDEN(エデン)跡地は、跡地活用に向けた検討が続いています。都心部の一等地だけに、商業施設・ホテル・居住機能を含む複合開発の可能性が取り沙汰されています。具体的な計画が固まり次第、周辺賃貸市場に新たな需要が生まれる可能性があります。

    せんだい都心再構築プロジェクト(〜2030年)

    仙台市が推進する「せんだい都心再構築プロジェクト」は、容積率緩和などの規制緩和策と民間開発誘導を組み合わせた総合的な都市再生施策です。2030年を目標年度とし、複数の民間大型開発を誘引することで、都心の魅力と競争力を高める狙いがあります。

    このプロジェクトの枠組みにより、以下のエリアでの開発ポテンシャルが高まっています。

  • 仙台駅東口周辺(既に複数案件が進行中)
  • 一番町・中央通り周辺(商業地としての再定義)
  • 広瀬通・定禅寺通沿い(文化・ホテル機能の強化)

  • 再開発が賃貸需要に与える影響

    プラスの影響:人口・雇用の集積

    再開発による商業・オフィス機能の強化は、都心で働く人々の居住需要を高めます。特に徒歩通勤・自転車通勤が可能な都心周辺エリア(青葉区錦町・上杉・一番町周辺)の賃貸物件は、通勤利便性の観点から引き続き高い需要が見込まれます。

    また、建設工事が本格化する2026〜2028年にかけては、建設業従事者の短期・中期居住需要も一定規模発生します。

    プラスの影響:エリアイメージの向上

    大規模再開発は「街のイメージ」を変えます。仙台駅東口エリアは以前は青葉区に比べてイメージが弱かったですが、再開発によって「新しいエリア」としての認知が高まり、若い単身者・共働き夫婦層の流入が増えています。

    短期的な注意点:新規供給の増加

    2026年に複数の新築賃貸マンションが竣工することで、特定エリアでは一時的に空室が増加する可能性があります。既存物件オーナーは設備のリニューアルや家賃設定の見直しで対抗する必要があるかもしれません。

    ただし、仙台市全体の人口動態・転勤族需要を考慮すると、都心部の賃貸需要は中長期的に底堅いと見られています。


    家賃への影響予測

    都心部(青葉区・宮城野区仙台駅東口)

  • 2026年は新規供給増加により横ばいからわずかな調整局面も考えられる
  • ただし新築・高設備物件への選好が続くため、グレードの高い物件は家賃が維持される
  • 2028〜2030年の再開発完了後は、周辺需要増加により再び上昇トレンドに転じる可能性
  • 周辺エリア(青葉区準都心・宮城野区郊外)

  • 都心部の供給増加が価格競争を促す可能性
  • 老朽化物件・設備が古い物件は空室リスクが高まる
  • 一方、築浅・設備充実の物件は需要を維持できる

  • 不動産投資家にとっての意味合い

    「再開発エリア周辺」への注目

    都市再開発が進むエリアの周辺物件は、地価上昇・賃料上昇の恩恵を受けやすいとされます。仙台駅東口・一番町周辺の物件は、再開発完了後のエリア価値向上を見越した長期保有戦略に向いています。

    新築・高仕様物件の競争力

    再開発による市場活性化は、設備が陳腐化した物件との差別化を加速させます。重量鉄骨造・宅配ボックス・浴室乾燥機・オートロックといった標準設備を備えた物件が競争力を維持できる環境です。

    出口戦略としての地価上昇

    再開発エリア近接の物件は、賃貸経営中の安定収益に加え、売却時の価格形成にも好影響が期待できます。仙台都心部の地価は2020年代を通じて堅調に推移しており、再開発完了後にさらなる上昇が見込まれます。


    エムアセッツの物件と再開発エリアの関係

    エムアセッツ株式会社が仙台市内に所有する物件のうち、錦町・上杉エリア(青葉区)の物件は、一番町三丁目再開発エリアから自転車圏内(約10〜15分)に位置しています。

    再開発による都心機能の強化は、周辺住宅エリアの利便性と魅力をさらに高める方向で作用します。長期的な資産価値の維持・向上という観点でも、都心近接立地の優位性は引き続き評価されるでしょう。

    最新の物件情報・投資相談はお問い合わせからエムアセッツへお気軽にご連絡ください。

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