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投資・収益物件5分で読めます執筆: 森 信幸代表取締役

仙台の賃貸需要の将来性|人口動態と市場データで読む投資判断2026

仙台の賃貸需要の将来性|人口動態と市場データで読む投資判断2026

「仙台は人口が減っているから投資しても大丈夫か」という疑問

不動産投資を検討する際、よく耳にするのが「仙台市は人口が減少傾向にあるから長期保有は危ないのでは」という懸念です。この疑問は一見もっともですが、全体の人口と賃貸需要は必ずしも連動しないという点を理解することが重要です。

この記事では、仙台市の賃貸需要の将来性を多角的なデータから分析し、投資判断に役立つ視点を提供します。


仙台市の人口動態——数字の正確な読み方

総人口は緩やかな減少局面

仙台市の総人口は2010年代後半のピーク(約108万人)から緩やかに減少しており、2040年代には100万人を下回るとの推計もあります。

しかし、この数字だけを見て「賃貸需要が減る」と結論づけるのは早計です。

転入超過は東北6県から継続

仙台市は毎年、東北6県からの転入超過が続いています。岩手・秋田・山形・福島・青森の人口が減少し、仙台市に流入する構造は変わっていません。特に18〜24歳の若年層の転入が多く、単身賃貸の需要層が継続的に供給されている状態です。

世帯数は人口より緩やかな減少

人口が減っても、1世帯あたりの人数が少ない(単身・2人世帯の増加)ことで、世帯数の減少は人口減少より緩やかになります。仙台市では単身世帯・2人世帯の比率が高まっており、1LDK・2LDKの賃貸需要は比較的安定しています。


賃貸需要を支える4つの柱

柱1:大学・専門学校の集積

仙台市には東北大学・東北学院大学・宮城大学・東北福祉大学・東北生活文化大学など多数の大学・専門学校が立地しています。毎年一定規模の学生が入学・卒業を繰り返し、学生向け賃貸需要が安定して更新されます。

特に東北大学は全国屈指の研究機関として大学院生・留学生を含む需要も厚く、周辺エリア(青葉区・川内・上杉)での単身賃貸需要を下支えしています。

柱2:転勤・単身赴任需要

東北唯一の政令指定都市として、官公庁・企業の東北拠点が集中する仙台市では、転勤による単身赴任需要が継続的に発生しています。

転勤者は2〜3年の入居期間が多く、駅近・設備充実・築浅の物件を優先する傾向があります。これは賃貸オーナーにとって「安定した回転率」を意味します。

柱3:医療・福祉・公共インフラの雇用

東北大学病院・仙台厚生病院・国立病院機構仙台医療センターなど、仙台市内には大規模な医療機関が集中しています。医師・看護師・技師など医療従事者の雇用が安定しており、この層の賃貸需要(1LDK〜2LDK・単身〜2人入居)は景気変動の影響を受けにくい特性があります。

柱4:仙台駅東口の再開発と新規人口流入

仙台駅東口周辺では再開発プロジェクトが進行中で、商業施設・オフィス・ホテルの整備が続いています。これに伴う雇用創出と、新たな居住需要の流入が見込まれます。


エリア別の需要変化予測

| エリア | 現在の需要強度 | 将来性の見方 |

|--------|-------------|-----------|

| 青葉区中心部(錦町・上杉・一番町) | 非常に強い | 継続して安定。学生・転勤・医療従事者需要が厚い |

| 宮城野区(仙台駅東口周辺) | 強い | 再開発による上昇余地あり |

| 若林区荒井 | 成長中 | 地下鉄東西線沿線で子育て世帯の流入が続く |

| 泉区(泉中央) | 安定 | 郊外型で車依存。単身者需要はやや弱め |

| 太白区(長町) | 安定 | 地下鉄南北線沿線で需要維持 |


長期的な需要変化に備えるための考え方

入居者ニーズの変化に対応できる物件を選ぶ

テレワーク普及・ライフスタイル多様化に伴い、「広さ」「設備」「快適性」への要求が高まっています。高品質な重量鉄骨造・新築・築浅物件は、こうした需要変化に対応しやすい特性を持っています。

設備のアップデートを計画する

Wi-Fi完備・宅配ボックス・オートロック・TVモニター付きインターホンなど、入居者が重視する設備項目は時代とともに変化します。10〜15年単位での設備更新予算を保有計画に織り込むことで、長期的な競争力を維持できます。

立地の優位性は変わらない

最終的に賃貸需要が集中するのは「駅近・利便性高・需要多様なエリア」です。人口総数が多少減っても、人が集まり続けるエリアの需要は維持されます。仙台市の中でも青葉区中心部・宮城野区(仙台駅周辺)・若林区荒井は、こうした特性を持つエリアです。


エムアセッツの物件選定方針

エムアセッツ株式会社は、仙台市内7棟すべてを「駅徒歩圏・需要の厚いエリア・積水ハウス施工の高品質物件」という選定方針で保有しています。長期的な賃貸需要の維持を前提とした物件運営を実践しています。

不動産投資に関するお問い合わせはお問い合わせから、物件売買については売買ページからどうぞ。

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