賃貸物件を選ぶとき、家賃・立地・築年数などに目が向きがちですが、「収納スペース」は実際の暮らしやすさを大きく左右する要素です。入居後に「収納が足りない」「クローゼットが使いにくい」と気づいても、賃貸では棚を自由に増やすことが難しい場合があります。本記事では、仙台の賃貸物件を収納力の観点から選ぶための実践的な基準を解説します。
賃貸物件の収納スペースの種類と特徴
賃貸物件には様々な形状・種類の収納スペースがあります。それぞれの特徴を把握した上で、自分の生活スタイルに合った収納を選びましょう。
押入れ。昔ながらの和室に多い収納形式で、上段・下段に分かれており、布団や大型の物を収納するのに適しています。奥行きが60cm前後あるため大きな荷物も収まりますが、洋服の収納は縦型のハンガーラックが必要になります。
クローゼット(洋室用)。洋室に設置されるハンガーパイプと棚を備えた収納です。仙台の比較的新しい物件(築20年以内)では、洋室の壁一面をクローゼットにした「壁面収納型」が増えており、衣類の収納効率が高いです。
ウォークインクローゼット(WIC)。人が中に入って使える大型クローゼットで、衣類・靴・バッグなどをまとめて管理できます。2LDK以上のファミリー向け物件や、比較的新しいマンションに多く見られます。荷物の多いカップル・ファミリー世帯には特におすすめの設備です。シャーメゾン系の物件はこうした収納設計が充実している傾向があり、シャーメゾン特集で具体的な特徴を確認できます。
納戸(サービスルーム)。窓がなく採光要件を満たさないため「居室」として扱われない部屋です。物置・荷物部屋として使われます。仙台では3LDK物件に4.5畳〜6畳程度の納戸が付いているケースがあり、大型家具・季節用品の保管に活用できます。
世帯別の収納量の目安
収納スペースの「十分さ」は世帯人数と荷物量によって異なります。以下はおおよその目安です。
一人暮らし。クローゼット1か所(奥行き60cm・幅90〜120cm)が最低限の基準です。趣味の道具が多い方や衣類が多い方は、シューズボックスの容量やクローゼット外の棚の有無も確認しましょう。仙台への転勤で物件を探している方は、仙台転勤ガイドもあわせて参考にしてください。
カップル・DINKS(子なし二人暮らし)。2部屋それぞれにクローゼットがあるか、または大型のWICが1か所あるかを基準にするとよいでしょう。2LDKでクローゼットが1部屋分しかない物件は収納不足になりやすいです。
ファミリー(子どもあり)。子どもの成長に伴い荷物が増えるため、納戸や大型クローゼットが重要です。また、ベビーカー・子ども用自転車・スキー道具など季節用品の収納場所も確認しましょう。
内見時に収納をチェックする5つのポイント
実際に物件を内見する際に、収納スペースについて確認すべきポイントをリストアップしました。
1. クローゼットの奥行きを測る。標準的な洋服ハンガーは奥行き60cmが目安です。それより浅い収納(45cm以下)では洋服が外にはみ出してしまうことがあります。内見時にメジャーで計測すると安心です。
2. ハンガーパイプの高さを確認する。丈の長いコートやワンピースを吊るしたい場合、パイプの高さが低いと床につく可能性があります。自分の持っている最も長い衣類の丈と比較しましょう。
3. 上段棚の奥行きと高さを確認する。クローゼット上部の棚は、小物の収納に使えます。棚の奥行きが浅すぎると収納ボックスが入らない場合があります。
4. 玄関の収納(シューズボックス)の容量。靴の多い方・ブーツの長い方・スポーツシューズが複数ある方は、シューズボックスの高さ(ブーツが入るか)と収納量を確認しましょう。
5. 洗面台・キッチン下の収納スペース。洗剤・日用品・食品ストックなどを収納する場所として、水回りの収納量も暮らしやすさに直結します。
収納不足を補うDIY・収納グッズの活用
賃貸物件では壁に穴を開けるなどのリフォームができないため、収納スペースが不足する場合は以下の方法を活用しましょう。
突っ張り棚・突っ張りラック。壁・天井・床を傷つけずに棚を設置できます。クローゼット内の追加棚として使うのに適しています。
収納ボックスの活用。ベッド下のスペースやロフトなど、デッドスペースに収納ボックスを組み合わせることで収納量を大幅に増やせます。
宅配型トランクルームサービス。仙台市内でも「カラエト」「minikura」などの宅配型トランクルームが利用できます。季節用品・思い出の品など普段使わない荷物を月額数百円から保管でき、部屋の収納スペースを有効活用できます。
仙台の築年別・間取り別収納傾向
仙台の賃貸物件を築年数別に見ると、収納設備にも違いがあります。
築30年以上の物件。和室の押入れが多く、洋室のクローゼットが小さい傾向があります。全体的に収納量が少ない物件も目立ちます。
築10〜25年の物件。洋室化が進み、壁面クローゼットが標準的になってきた時期です。WICの付いた物件は少なめですが、複数部屋にクローゼットが設置されています。
築10年以内の新しい物件。WIC・シューズインクローゼット(SIC)・玄関収納など、収納設備が充実した設計が増えています。ただし家賃も高めになる傾向があります。エムアセッツが所有する物件では、青葉区上杉エリアの物件や青葉区錦町エリアの物件、宮城野区エリアの物件、若林区荒井エリアの物件など、エリアごとに収納設計の異なる物件を掲載しています。
まとめ
仙台の賃貸物件を収納力で選ぶためのポイントは、①必要な収納タイプ(クローゼット・WIC・納戸)を事前に整理する、②内見時にメジャーで実寸を確認する、③世帯人数と荷物量に見合った収納量を確保する——の3点です。収納スペースは間取り図では分かりにくい部分なので、内見で実際に確認することが最も重要です。
物件探しの際はぜひ本記事のチェックポイントを活用してください。エムアセッツが所有する所有物件一覧はこちらからご覧いただけるほか、収納力に関する質問はお問い合わせはこちらより受け付けております。他の物件選びのポイントは不動産コラム一覧やよくある質問もあわせてご確認ください。
著者
森 信幸
代表取締役 / エムアセッツ株式会社
宅地建物取引士(宮城県 第018212号)
仙台市青葉区を拠点に、シャーメゾンを中心とした高品質賃貸物件を所有・運営。全棟ペット可の方針で、入居者とペットが快適に暮らせる住環境づくりに取り組んでいます。
仙台の賃貸物件をお探しですか?
エムアセッツでは仙台市内に全棟ペット可・シャーメゾンの高品質賃貸物件を所有・運営しています。
