「シャーメゾンのサウンドプルーフって何ですか?シャイド55とは違うんですか?」——上下階の騒音が気になる方や、子育て世帯の方からよく受ける質問です。
シャーメゾンの遮音システムには、壁の遮音を担う「シャイド55」と、床の衝撃音対策を担う「サウンドプルーフ」があります。この2つは別々の技術で、組み合わせることで上下・左右からの騒音を総合的に軽減します。本記事では、床衝撃音対策に特化した「サウンドプルーフ」の仕組みと性能を詳しく解説します。
シャーメゾン全般の特徴や物件一覧については、シャーメゾン特集もあわせてご覧ください。
サウンドプルーフとは
床衝撃音対策の専門システム
サウンドプルーフは、積水ハウスが開発した床の衝撃音対策システムです。上階からの足音・物の落下音・子どもが飛び跳ねる音など、床を通して伝わる騒音(床衝撃音)を軽減することを目的としています。
床衝撃音には2種類あります:
| 種類 | 原因 | 特徴 |
|---|---|---|
| 軽量床衝撃音(LL) | スプーン落下・足音(軽い) | 高周波の「コツコツ」音 |
| 重量床衝撃音(LH) | 子どもが走る・跳ぶ・椅子を引く | 低周波の「ドスン」「ドン」音 |
特に重量床衝撃音は一般的な防音対策では軽減が難しく、集合住宅での騒音トラブルの主要原因となっています。
シャイド55との違い
シャーメゾンの遮音技術を理解するには、サウンドプルーフとシャイド55の違いを把握することが重要です。
シャイド55(壁の遮音)
- 対象: 住戸間の界壁(隣接する部屋との壁)
- 効果: 左右の部屋からの生活音(会話・テレビ・音楽)を遮断
- 数値: 遮音等級「D-55」以上の高性能
サウンドプルーフ(床の衝撃音対策)
- 対象: 床スラブ(上下階の間の床・天井構造)
- 効果: 上階からの足音・衝撃音を吸収・軽減
- 技術: 床下の防振材・緩衝層・浮き床構造
これら2つのシステムが組み合わさることで、シャーメゾンは上下左右からの音を包括的に対策した遮音性能を実現しています。
サウンドプルーフの技術的な仕組み
浮き床構造(フローティングフロア)
サウンドプルーフの核心技術は「浮き床構造」です。一般的な床は構造スラブに直接フローリング材が貼り付けられていますが、サウンドプルーフでは床材と構造スラブの間に防振材・緩衝層を挟み込みます。
浮き床構造の層構成(例)
- フローリング材(表面)
- 合板下地(剛性確保)
- 防振パッド(衝撃吸収層)
- 空気層または緩衝材
- コンクリートスラブ(構造体)
この多層構造により、上階からの衝撃エネルギーが段階的に吸収され、下階への伝達が大幅に軽減されます。
床スラブ厚と相乗効果
サウンドプルーフの効果は、床スラブ(コンクリート厚)と組み合わせることでさらに高まります。シャーメゾンの重量鉄骨造では、床スラブ厚も一般的な賃貸アパートより厚く設定されていることが多く、この2つの相乗効果で高い遮音性能を実現しています。
一般的な床衝撃音等級の目安:
- LL-40以下: 非常に高性能(分譲マンション最高品質)
- LL-45: 高品質(良好な遮音性)
- LL-50: 標準的
- LL-55〜60: 基本的な対策のみ
シャーメゾンのサウンドプルーフ採用物件では、軽量床衝撃音でLL-45〜40相当の性能を目指した設計となっています。
仙台でのシャーメゾン サウンドプルーフの評価
子育て世帯の評価
仙台市内でシャーメゾンに居住する子育て世帯からは、サウンドプルーフに関してポジティブな評価が多く聞かれます。
「子どもが走り回っても下の階の方から苦情が来ない。以前の木造アパートとは全然違う」
「マンションでの子育てで一番心配していた足音問題が解消された」
「上の階の音もほとんど聞こえない。子どもが深夜まで起きていても気にならない」
一方で、完全に音が消えるわけではなく、子どもが激しく飛び跳ねる場合などは多少の音が伝わるという報告もあります。
上階からの音に対する効果
サウンドプルーフは「下の階への音の伝達を減らす」システムですが、上階から来る音に対しても間接的な効果があります。上階にもサウンドプルーフが施工されていれば、相互に音の影響を軽減できます。
ただし、上階に施工されていても、重量床衝撃音(ドスン・ドン)は完全にはなくなりません。シャーメゾンの性能は「一般的な賃貸アパートと比較して大幅に改善されている」という表現が正確です。
グレード別の性能差
シャーメゾンのグレードによって、サウンドプルーフの仕様が異なる場合があります:
| グレード | 床衝撃音対策 |
|---|---|
| スタンダードタイプ | 基本的なサウンドプルーフ仕様 |
| ハイグレードタイプ | 強化サウンドプルーフ仕様(防振材の強化・スラブ厚増加等) |
| プレミアタイプ | 最高仕様(二重床・高性能防振材) |
物件選びの際には、グレードと床衝撃音対策の仕様を確認することをおすすめします。
床衝撃音が特に気になる方への物件選びポイント
最上階の選択
床衝撃音に敏感な方には、最上階の住戸を選ぶことが最も効果的な解決策です。最上階では上階から音が伝わってこないため、重量床衝撃音のストレスがゼロになります。
仙台のシャーメゾンでも最上階住戸は人気が高く、家賃も若干高めに設定されていることが多いですが、遮音性へのストレスを考えれば価値のある選択です。
建物構造による違い
床衝撃音対策は建物構造によっても異なります:
重量鉄骨造のシャーメゾン
- 床スラブが厚く、サウンドプルーフとの相乗効果が高い
- 全体的に遮音性能が高い評価
軽量鉄骨造のシャーメゾン
- 重量鉄骨より床スラブが薄い傾向
- サウンドプルーフの有無・仕様確認が特に重要
RC造(鉄筋コンクリート造)のシャーメゾン
- コンクリートの質量が最も高く、遮音に有利な構造
- サウンドプルーフとの組み合わせで最高レベルの遮音性
内見時の確認方法
内見時に床衝撃音の実態を確認するための工夫:
- 時間帯を変えて内見: 子どもが活発に動く時間帯(16〜20時)に内見
- 上階の住戸状況を確認: 上階に子育て世帯や活動量の多い入居者がいるか
- 物件管理会社に過去のクレーム状況を確認: 騒音トラブルの有無
- 実際に床を踏み歩いて確認: 床鳴り・振動の有無
まとめ
シャーメゾンのサウンドプルーフは、集合住宅で最も問題になりやすい床衝撃音(特に重量床衝撃音)に特化した遮音システムです。壁の遮音を担うシャイド55と組み合わせることで、上下左右から総合的に音をブロックするシャーメゾンの遮音設計が完成します。
サウンドプルーフのポイント
- 床の衝撃音(足音・物の落下音)専門の遮音システム
- 浮き床構造で衝撃エネルギーを多層で吸収
- シャイド55(壁)との組み合わせで総合遮音性能を実現
- 重量床衝撃音(子どもの走り・飛び跳ね)への効果が特に高い
- 上位グレードほど性能が強化される
子育て世帯・音に敏感な方・上下階の騒音が心配な方には、サウンドプルーフ採用のシャーメゾンが特におすすめです。エムアセッツが仙台市内に所有するシャーメゾン物件は所有物件一覧からご確認いただけます。ご不明な点はお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
著者
森 信幸
代表取締役 / エムアセッツ株式会社
宅地建物取引士(宮城県 第018212号)
仙台市青葉区を拠点に、シャーメゾンを中心とした高品質賃貸物件を所有・運営。全棟ペット可の方針で、入居者とペットが快適に暮らせる住環境づくりに取り組んでいます。
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