「シャーメゾンにはインターネット無料の物件があると聞きましたが、実際の速度はどうですか?」「un光は遅いという口コミを見たけれど本当?」——テレワーク利用を検討している方や、引越し費用を抑えたい方からよく受ける質問です。
インターネット無料物件は便利に思える反面、「速度が遅い」「混雑時間帯に繋がらない」といった懸念も持たれています。本記事では、シャーメゾンのインターネット無料サービス(un光を含む)の実態と、仙台での活用状況、そして遅いと感じたときの改善策まで詳しく解説します。
シャーメゾンのインターネット無料サービスの仕組み
建物一括型インターネットとは
シャーメゾンで提供されるインターネット無料サービスは、「建物一括型インターネット(マンションインターネット)」と呼ばれる形式が多く採用されています。
これは、建物全体に光ファイバー回線を1本引き込み、その帯域を入居者全員で共有する仕組みです。月額費用は家賃に含まれており、入居者が個別にプロバイダー契約をする必要がありません。
仕組みの流れ
- 建物に光ファイバー(1Gbpsまたは10Gbps)を引き込む
- 各住戸にLANケーブル端末またはWi-Fiルーターを提供
- 入居者はLANポートに接続するだけで利用開始
物件によって異なる通信方式
シャーメゾンのインターネット無料サービスには、いくつかの通信方式があります:
| 方式 | 特徴 | 最大速度 |
|---|---|---|
| VDSL方式 | 電話線を使用、速度が出にくい | 下り最大40Mbps |
| LAN配線方式 | LANケーブルで各戸に接続 | 下り最大1Gbps |
| 光配線方式 | 光ファイバーを各戸に引き込み | 下り最大1Gbps |
最近竣工したシャーメゾン(特に上位グレード)ではLAN配線方式または光配線方式が多く採用されており、速度面での改善が進んでいます。「速度が遅い」という評価の多くは、築年数の古い建物で採用されているVDSL方式に起因します。
un光(unひかり)とは
シャーメゾンで「インターネット無料」として提供される回線サービスの名称としてよく見かけるのが「un光(unひかり)」です。これは積水ハウスグループが手がける、シャーメゾン入居者向けの建物一括型インターネットサービスで、前述のとおり月額費用が家賃に含まれ、入居後すぐ利用できるのが特徴です。
「un光 遅い」と検索されることがありますが、un光そのものが遅いというより、その建物の通信方式(VDSL/LAN配線/光配線)と、共有回線特有の混雑が速度を左右します。同じun光でも、光配線方式の新しい建物では快適に使え、VDSL方式の古い建物では夜間に速度低下を感じやすい、という差が出ます。契約前に「回線の名称」だけでなく「宅内までの配線方式」を確認するのがポイントです。
実際の通信速度と仙台での評価
理論値と実測値の差
「最大1Gbps」と記載されている建物一括型インターネットでも、実測値は大きく異なることがあります。これは複数の入居者で帯域を共有するためです。
一般的な建物一括型インターネットの実測速度の目安:
- 深夜〜早朝(0時〜7時): 比較的空いており、100〜500Mbps程度
- 日中(9時〜18時): 中程度の利用で、50〜200Mbps程度
- 夜間(19時〜23時): 混雑しやすく、10〜100Mbps程度
仙台のシャーメゾン入居者からの声では、「普段のWebブラウジングや動画視聴は全く問題ない」という評価が多い一方、「夜のゲームや大きなファイルダウンロードは少し遅い」という声も聞かれます。
入居者の評判・口コミの傾向
インターネット無料(un光)に対する評判を整理すると、次のような傾向があります。
- 満足の声: 「工事も契約も不要で入居当日から使えた」「通信費が0円で家計が助かる」「テレワークの会議も問題ない」
- 不満の声: 「夜間に動画が止まることがある」「オンラインゲームのpingが高い」「プロバイダーを自分で選べない」
不満の多くは共有回線・VDSL方式に由来するもので、後述の改善策や物件選びの工夫で解消できるケースが少なくありません。
テレワークでの実用性
テレワーク需要の高まりで、自宅インターネット環境の重要性が増しています。
テレワークに必要な帯域の目安
- Web会議(Zoom/Teams): 上下各1〜2Mbps
- 4K動画視聴: 約25Mbps
- 大容量ファイルの転送(業務用): 状況による
一般的なオフィスワークのテレワークであれば、10〜30Mbps程度の実効速度があれば十分です。シャーメゾンのインターネット無料サービスはこの基準を満たしていることがほとんどです。ただし、映像クリエイターやエンジニアなど大容量通信が日常的な職種の方は、個別回線の追加契約を検討する価値があります。
インターネットが遅いと感じたときの改善策
「un光が遅い」「夜になると繋がりにくい」と感じたときは、回線そのものを変える前に、次の手順を試すと改善することがあります。
- Wi-Fiルーターを再起動する——長時間の連続稼働で不安定になることがあり、再起動で回復するケースが多いです。
- 5GHz帯(11ac/11ax)に接続する——2.4GHz帯は電子レンジ等の干渉を受けやすいため、対応機器なら5GHz帯のSSIDに切り替えます。
- 有線LANで接続する——速度が重要な作業(Web会議・ゲーム)は、Wi-Fiより有線接続のほうが安定します。壁のLANポートやルーターのLAN端子を活用します。
- 市販の高性能ルーターや中継機を追加する——支給ルーターが古い場合、Wi-Fi 6対応ルーターへの置き換えや、電波の届きにくい部屋への中継機設置が有効です(設置可否は管理会社に確認)。
- 混雑時間帯を避ける——大容量ダウンロードやアップデートは、比較的空いている深夜〜早朝に行うと速度が出やすくなります。
- それでも足りなければ補助回線を検討——重要な会議のときだけモバイルWi-Fi(5G/4G)に切り替える、または(規約で認められていれば)個別の光回線を追加する選択肢もあります。
別途回線契約との比較
費用比較
インターネット無料物件の場合
- 追加の月額費用: 0円
- 工事費用: 0円
- 解約時の違約金: なし
個別に光回線を契約する場合
- 月額費用: 4,000〜6,000円(プロバイダー料含む)
- 工事費用: 19,800円〜(または月々割引)
- 解約時の違約金: 10,000〜30,000円(契約期間内)
2年間居住した場合の通信費差額:
4,500円/月 × 24ヶ月 = 108,000円の節約効果(目安)
速度にこだわる場合の選択肢
インターネット無料サービスに加えて、個別に高速回線を引くことも技術的には可能な場合があります。ただし、物件・管理会社の規約によっては制限がある場合があるため、入居前に確認が必要です。
シャーメゾンでインターネット無料を確認する方法
物件探し時のチェックポイント
- 物件広告の「設備・条件」欄を確認: 「インターネット無料」「インターネット完備」の記載を確認
- 通信方式を不動産会社に問い合わせ: VDSL・LAN配線・光配線の違いを確認
- 現在の入居者の口コミ・評価を参照: 実測速度の評判を調べる
- 内見時に管理会社に質問: 回線の実効速度や混雑状況を問い合わせる
弊社エムアセッツでの確認方法
弊社が管理・紹介するシャーメゾン物件では、インターネット設備の詳細(通信方式・プロバイダー・過去の入居者からの通信品質に関するフィードバック)をご案内しています。テレワーク環境を重視される方には、通信品質の高い物件を優先的にご紹介することも可能です。
インターネット無料物件のその他の注意点
プロバイダーの選択不可
建物一括型インターネットでは、プロバイダーは管理会社が選定したものに固定されます。特定のIPアドレスプールの利用や静的IPアドレスの取得など、こだわりがある方は事前に確認が必要です。
解約・退去時の手続き
インターネット無料のため、退去時に個別の通信回線解約手続きが不要です。これは引越し時の手間を大幅に省けるメリットです。個別に光回線を引いている場合は、解約手続きや工事日の調整が必要になります。
よくある質問(FAQ)
Q. シャーメゾンの無料インターネット(un光/Wi-Fi)は遅い?夜に繋がらないことはありますか?
普段のWebブラウジング・動画視聴・Web会議であれば問題ないレベルの速度が確保されている物件がほとんどです。ただし建物一括型の共有回線のため、夜間など利用が集中する時間帯はオンラインゲームや大容量ダウンロードで速度低下を感じる場合があります。速度を重視する方は、通信方式が「光配線方式」または「LAN配線方式」の物件を選ぶこと、混雑時はモバイル回線(5G/4G)を補助的に併用することが有効な対策です。
Q. un光とは何ですか?自分で契約するのですか?
un光(unひかり)は、シャーメゾンで採用されることが多い、積水ハウスグループが提供する建物一括型のインターネットサービスです。月額費用は家賃に含まれ、入居者が個別に契約・工事する必要はありません。プロバイダーは管理会社が選定したものに固定されます。
Q. un光が遅いとき、プロバイダーや回線を自分で変えられますか?
建物一括型のため、無料回線のプロバイダー自体を入居者が変更することは通常できません。まずはルーター再起動・5GHz帯・有線接続・中継機追加などの改善策を試し、それでも足りない場合は、規約で認められていれば個別の光回線を追加契約する方法があります。可否は必ず管理会社に確認してください。
まとめ
シャーメゾンのインターネット無料サービス(un光)は、建物一括型の共有回線が多く、通常の生活用途やテレワークには十分対応できる通信品質が確保されています。「遅い」と感じる原因の多くは通信方式(特にVDSL)と混雑にあり、物件選びと宅内の工夫で改善できます。
シャーメゾン インターネット無料のポイント
- 入居後すぐにインターネットが利用可能(工事不要)
- 月額通信費0円で年間5〜6万円の節約効果
- テレワーク・Web会議には十分な通信品質
- 最新物件ではLAN配線・光配線方式で高速対応
- 遅いときはルーター再起動・5GHz・有線接続でまず改善を
仙台でシャーメゾンを探している方は、インターネット無料(un光)の有無と通信方式を条件に加えることで、快適で経済的な住まいを実現できます。弊社エムアセッツでは、通信環境の詳細もふまえた物件紹介を行っております。ぜひご相談ください。
入居後の接続手順とさらに速く使うコツ
建物一括型インターネットの物件は入居後すぐネットが使える一方で、「どこに何を挿せばいいのか分からない」という声も少なくありません。ここでは、シャーメゾンで無料インターネット(un光を含む)を実際に使い始める手順と、体感速度を底上げするコツを整理します。
入居初日の接続手順
- 接続方式を確認する——壁に「情報コンセント(LAN端子)」がある場合はLAN配線方式、電話(モジュラー)端子経由の場合はVDSL方式が多いです。支給のWi-Fiルーターがある物件は、それを使えばそのまま接続できます。
- LAN端子タイプの場合——壁のLAN端子と手持ちのWi-FiルーターをLANケーブルでつなぎます。市販ルーターを使うときは、二重ルーター(多重NAT)を避けるため「アクセスポイント(ブリッジ)モード」に設定すると安定します。
- SSID・パスワードの入手——支給ルーターのSSID・パスワードは本体側面のラベルか、入居時に渡される「インターネット利用案内」に記載されています。見当たらない場合は管理会社に確認してください。
- 接続確認——スマホやPCをWi-Fiにつなぎ、速度測定サイトで下り速度を確認します。日中に50Mbps以上出ていれば、テレワークや動画視聴には十分な水準です。
IPv6(IPoE)対応かどうかで夜の速さが変わる
同じ「無料インターネット」でも、回線がIPv6(IPoE)方式に対応していると、利用が集中する夜間でも速度が落ちにくい傾向があります。従来のIPv4(PPPoE)方式は夜に混雑しやすいためです。ただし建物一括型では通信方式は管理会社が選定しており、入居者側で切り替えることは通常できません。速度を重視する方は、内見・申込時に「回線名」と「IPv6(IPoE)対応の有無」を管理会社へ確認しておくと安心です。
10ギガ対応の新しい棟も増えている
近年竣工した一部のシャーメゾンでは、建物への引込み回線を10Gbps(10ギガ)にして各戸の実効速度を底上げする例も出てきています。全戸で帯域を共有する仕組みは変わりませんが、引込みが太いぶん混雑の影響を受けにくくなります。無料インターネットの速度にこだわる場合は、こうした最新仕様の物件を条件に加えるのも有効です。D-ROOMなど他ブランドのネット無料事情と比べたい方は、D-ROOMのインターネット無料物件の全国比率と実際の速度もあわせてご覧ください。
著者
森 信幸
代表取締役 / エムアセッツ株式会社
宅地建物取引士(宮城県 第018212号)
仙台市青葉区を拠点に、シャーメゾンを中心とした高品質賃貸物件を所有・運営。全棟ペット可の方針で、入居者とペットが快適に暮らせる住環境づくりに取り組んでいます。
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エムアセッツでは仙台市内に全棟ペット可・シャーメゾンの高品質賃貸物件を所有・運営しています。
